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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

107 梼原街道 韮ヶ峠

坂本龍馬脱藩の道、志士脱藩の道

梼原(ゆすはら)街道は土佐(高知県)と伊予(愛媛県)を結ぶ重要な路線として古くから栄えた道です。
文久2年(1862)に近代日本の立役者の1人とされる坂本龍馬が同志と高知を出奔し、翌日梼原に宿泊、宮野々番所、四万川(しまがわ)茶や谷の松ヶ崎番所を抜け、県境(現在)の韮ヶ峠(にらがとうげ)を越えて伊予に脱藩したとされます。
茶や谷集落(高知県高岡郡梼原町)を起点とし、畦道、山道を500mほど進むと松ヶ崎番所跡に着きます。
その後山道を進み、時折車道を横切りながら、約6kmで韮ヶ峠に到着します。
2万5千分の1地形図には道として記されていない部分がありますので「維新の道 坂本龍馬脱藩の道」と記された看板を参考にしながら歩きます。
※写真は、韮ヶ峠にある坂本龍馬の像

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