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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

97 伯耆大山 大山道

聖地大山が育んだ信仰と日本一の牛馬市

「大山への道」、「大山寺への道」を古くから「大山道(だいせんみち)」と呼んできました。
大山寺に奈良前期の金銅仏三体や中国宋代の金銅仏が祀られているように、大山は古代の山岳仏教の聖地であり、その秀麗な山容とともに聖なる山としていまも信仰を伝えています。
また一方、地蔵菩薩による牛馬信仰の発展により、江戸初期から大山寺(博労座)では牛馬の売買が盛大に行われるようになり、「大山道」は大山信仰の道と同時に牛馬市の道としてそれぞれに重要な役割を果たしてきました。
そのため各方面から大山に向かう道が存在し、方向によって次の4つに大別されています。
1.川床道
2.坊領道
3.尾高道
4.横手道
大山道沿いには石畳道や宿場の町並みが残ります。
※写真は大山寺本堂

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