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御嶽山は山岳信仰の山として知られており、8世紀初頭に開山されたと言われています。
以来、この山は修験者たちが厳しい修行を行う場でした。
江戸中期に「覚明行者」が「黒沢口」を、「普寛行者」が「王滝口」を開いたことから「御嶽講」ができ、庶民が登拝できるようになりました。
黒沢口は木曽福島の行人橋から、王滝口は王滝村の御嶽神社里宮から始まっています。
現在も登拝道として白装束の信者が六根清浄を唱えながら山頂を目指しています。
ただし王滝口からの登山道は、2014年の噴火以降、大滝頂上までしか登ることができません。
※写真は、大滝口。鳥居越しの御嶽山。