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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

57 鹿野山古道

関東最古の名刹神野寺に至る参拝道

鹿野山は房総半島の中西部、君津市と富津市にまたがる房総の名山です。
東から白鳥峰(379m)、熊野峰(370m)、春日峰(352.4m)と東西に長く並んでいます。
春日峰には国土地理院鹿野山測地観測所があり、この敷地内には一等三角点が設置されています。
白鳥峰には日本武尊と弟橘媛を祭る白鳥神社が、熊野峰には598年(推古天皇6年)聖徳太子によって日本で4番目に開かれたという古刹鹿野山神野寺があります。
鹿野山神野寺に至る信仰の道を鹿野山道と称し、江戸から明治にかけて文人墨客や多くの人々が訪れています。
東西南北各方面から参拝道がありましたが、最も利用が多かったのは木更津から小糸の福岡を経由する北参道だといわれています。
※写真は鹿野山神野寺。

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