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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

45 三峯五禅頂の道

再興された日光修験の道を追体験

日光修験は、平安時代に勝道上人が男体山の登頂に始まります。
その後修験道が伝えられ、日光修験の形が整い、さらに江戸時代に天海僧正により東照宮が造営されると、三峯五禅頂(さんぶごぜんじょう)という春夏秋冬に入山して修行を行うようになりました。
その中で、古峰ヶ原(こぶがはら)から中禅寺湖畔まで登山道として整備され、日光修験を追体験できる場所が華供養の古道です。
日光側からも鹿沼側からも公共交通機関を利用できます。
鹿沼から古峰神社(ふるみねじんじゃ:地名はこぶがはら)へはバスで1時間余、神社から林道歩きで、コース上最も神聖な場所される深山巴ノ宿に回り、尾根道に出てアップダウンを繰り返して地蔵嶽、さらに、かつて1週間の参篭をした古谷宿跡(細尾峠)へ。
ここからは平坦な尾根歩きで茶ノ木平に出て中宮祠へ下山します。
日光からの周回も可能で、東武線を利用すれば日帰りもできます。
※写真は、深山巴ノ宿。

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