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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

36 さらさら越え

真冬に北アを越えた武将の伝説ルート

戦国時代の厳冬期、越中城主の佐々成政が北アルプスを越えたという伝説があります。
信濃と越中を結ぶ古道で、明治初期には、富山と長野県の大町を結ぶ我が国初の山岳有料道路として整備されましたが、厳しい自然条件のため2年で閉鎖されました。
その後、ウエストンや田部重治など多くの登山家がこのルートを通っています。
50年ほど前に立山温泉が閉鎖されてザラ峠以西は廃道になり今は立ち入ることができません。
針ノ木谷の道も荒れていましたが、2007年、有志により整備がなされ復活しました。
とはいえ、針木谷は徒渉や道跡が判然としないところがあり、増水時は難度が上がります。
沢歩きや大雪渓など変化にとむ本格的な登山コースです。
※写真:針木谷の徒渉(南沢出合)フィックス・ロープが張ってあります。

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