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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

105 剣山表参道

西日本第2の高峰「剣山」の古道

剣山(つるぎさん)は標高1955m、四国山地東部に位置する西日本第2の高峰です。
江戸時代初頭に円福寺(えんぷくじ)(徳島県三好市東祖谷(ひがしいや))や龍光寺(りゅうこうじ)(徳島県美馬市木屋平(こやだいら))の主唱によって山伏修験の霊山として開発されました。
現在は三好市と美馬市の境にある見ノ越から登山リフトが整備され、円福寺と劔(つるぎ)神社を起点とした登山道が主要な道となっています。
けれども表参道は、コリトリ(垢離取)で身を清め、龍光寺藤之池本坊(富士ノ池本坊)を経て剣山の行場に到る道だとされてきました。
現在、国道438号線沿いの新設されたコリトリ橋から藤之池本坊へ林道を縫う登山道があり、藤之池本坊から追分を経て、一ノ森(1879m)を経由し、剣山頂(1955m)に到る道が表参道を偲ぶ道となっています。
※写真は藤之池本坊への階段

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