single-kodo120selections
日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」
七時雨山の牧野を越える歴史の道
盛岡を起点として鹿角を通り、大館で羽州街道につながる鹿角街道。
その一番の難所が標高710mにある車之走峠越えでした。
峠付近には牧野がのびやかに広がり、岩手山や八幡平の山々を見渡せます。
途中にはマンダ(シナノキ)の巨木や一里塚、石仏がほどよい間隔で現れて歴史を感じさせられます。
坂上田村麻呂のひ孫である坂上好蔭が軍勢を通すために整備したとも、藤原泰衡が平泉から落ちのびる時に通ったとも、尾去沢銅山の銅を運んだ道ともいわれ、奥州道中の脇街道でしたが往来は盛んでした。
江戸時代に造られた一里塚が二基一対で現存しているところも多くあります。
※写真は牧場と七時雨山