109_kunisaki_5_00009

宝篋印塔

桂徳寺境内裏手にある市指定文化財。宝篋印塔はもともと納経塔で呉越の王が八万四千基を造らせたのが始まれといわれ、わが国に流入して一定の形式が成立したのは鎌倉時代という。
桂徳寺の宝篋印塔は方柱状の塔身の四面に一梵字がそれぞれ刻まれており、これは胎蔵界四物の種子だという。石材は角閃安山岩で高さは約2.87m。”