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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

116 霧島山(高千穂峰)

天孫降臨神話が伝わる古代からの参拝道

宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山は、多くの山頂や火口湖が点在する広大な山域です。
有史以降も活発な火山活動を繰り返して山麓に恵みと被害をもたらしてきたため、古代から信仰の対象として崇められ、高千穂峰の山頂には天孫降臨神話を表した「天の逆鉾(あまのさかほこ)」がささっています。
中世には修験道の霊山として霧島六社権現——「霧島神宮」「東霧島(つまきりしま)神社」「霧島東神社」「狭野(さの)神社」「霧島岑(きりしまみね)神社」「夷守(ひなもり)神社(合祀していまはない)」——が整備され、多くの修験者が定着しました。
近世になると温泉が人々を惹きつけ、信仰と湯治の客が全国から訪れました。坂本龍馬とおりょうの新婚旅行でも知られています。
※写真は、高千穂峰の山頂

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