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日本山岳会が選ぶ「日本の山岳古道120選」

72 東山道 神坂峠

日本武尊伝説にふれる古代の道

大和朝廷は飛鳥時代後期から平安時代にかけて(7世紀後期〜10世紀)、幅10m以上もある直線状の道路を本州・九州・四国に敷きました。古代律令による官道です。
東山道(とうさんどう/とうせんどう)はそのひとつで、京都から滋賀県を経て美濃から中津川を通り東北まで至る街道でした。
中津川から園原へ抜けるところにあるのが神坂峠(みさかとおげ)です。
神坂峠からは古代の祭祀で使用された勾玉や土器などが発掘されており、この遺跡は全国初の峠祭祀遺跡として国の指定を受けています。
また「日本書紀」には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の帰りに通った道とも書かれています。
現在は富士見台高原や恵那山神坂ルートを登る際に利用されています。
※写真は、神坂峠とその石碑。

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